もう逃げられない

私は常々、人と言う物を考察してきた
そして、考察する際、私は動物を基準とした
動物のそれぞれの個体の存在価値は種の保存であると言える
それならば、簡単に言ってしまえば、人も同じく、種の保存を存在価値とする動物であると言えるだろう
無論、社会を作り科学を見出し、理性を手に入れた人間の価値が種の保存の一点でしか無い、なんて事は一切無いのだが、最重要項目であるには違いないと考えている
種の保存を考える際、やはり最も重要な事は性的な事である
sexもまあ、それなりに気にしてはいるけれど、どちらかと言えばそれはgenderを考察する足がかりと言った程度で、やはり私が主力を注ぐのはgenderである

gender……これについて、何度も考察を重ね、そして挫折を繰り返す
挫折する最大の原因は、考察の結果導き出された一つの答えと、自分の本能とが一致しない事である
この矛盾を論理的に考えると、俺が俺自身によって非人とレッテルを貼るか、答えが間違いか、今まで考え出した全てが間違いか、の三つしか無いのだ
二つ目に逃げたいんだが、今の俺では納得の行く解が導けない

……今はまだ抽象的にしか話せないこの話をした理由は、最初で述べた通り、もう逃げてられないから
目の前の壁を乗り越えるもぶち壊すも踵を返すも、答えを見つけなければ行動に移れない

俺は俺を最も信じてる
それ故に、自己矛盾に押し潰されそうになる

2008/05/14 22:40:48 (Wed) 雑記 Trackback() Comment(2)