天の邪鬼だから

買い物に行こうと思ったけど、発売日を1日間違えていることに気付いたので明日に延期
母親と妹が旅行に行ってていない間に棚の整理をしようかと
まあ思ったは良いけど、ちょいちょいと移しただけで終わり
肝心のCDまでは手が回らない
本を移してCDを入れる為に棚の段数を増やそうと思ったけど、板とビスの場所が分からんしなあ



ねじまき鳥クロニクルもようやく第2部の終わりまで来たが、心底気持ち悪い
本当に気持ち悪い
読んでると段々気分が悪くなってくる
20年前の小説に対してこんなことを言うのもあれだけど、会話文が訳分からない
訳分からないっていうのは、人物が喋っている内容が理解出来ないんではなく、これで何故会話が成り立つのか不思議でならない空々しさがある
そして何よりセクシャルな部分で気持ち悪い
Wikipediaの村上春樹の項から引用すると

小谷野敦は「巷間あたかも春樹作品の主題であるかのように言われている「喪失」だの「孤独」だの、そんなことはどうでもいいのだ。（…）美人ばかり、あるいは主人公の好みの女ばかり出てきて、しかもそれが簡単に主人公と「寝て」くれて、かつ二十代の間に「何人かの女の子と寝た」なぞと言うやつに、どうして感情移入できるか」

なんていう部分が出てくるけど、本当に気持ち悪い
性交が何の意味も持たない、ただの物質的結合なんじゃないかと思ってしまうくらい軽くてあっさりとしてやがる
別に綿密な描写が欲しい訳じゃない
寝るという行為に対する意義が薄いというか軽いというか、兎に角読んでて腑に落ちない
今まで読んだ部分だけで主人公が2回堕胎させてるっていっても、別に主人公がそういう軽い男な訳じゃない
いや、まだそういう軽い男だったら読み手としては救いようもあるんだが、割と真面目な好青年のような、でもプー太郎のような主人公でそれだからな
2回目の方は「実は違いました」落ちが可能性として残されてはいるけれども、本当にこれは評価されてるのか？
正直、第1部終盤の中尉さんの戦争話の中に出てくる拷問のそれだけで相当気持ち悪い
村上龍の半島を出よを読んでもそんな気分にならんかったのに
これを全部読み切るだけでも相当精神力がいる“お仕事”ですよ
文学的に傑作だとか駄作だとかじゃなくて、生理的に受け付けない

もう二度と春樹なんて読まねえ
村上と言ったら龍

2009/08/24 19:40:54 (Mon) 日記 Trackback() Comment(0)