これ程教師に対して怒りを覚えたのは中学以降初だ

基本的に、教師が生徒を叱る時、何故叱るのか、叱り方が適正であるか、と言った事を考え、妥当だと思い続けて来た訳です
こういう事を馬鹿の前で言うと、教師に対するおべっかか何かと勘違いされる訳ですが、決してそんな事は無く、自分の中の正義と合致するからこそ支持する訳で
1/30の最後の授業の時の様な事は私の正義と一致しないから、怒りを覚えているのだ

事はこうだ
「化学は爆発だ」と題した化学の授業もとい実験があった
教師が準備して、着火を生徒にやらせていた
実験自体は面白い物でした
が、進行がおかしかった
二つ目の実験で指名された生徒が五本の試験管に入った気体に淡々と着火し、アセチレンと空気を程良く混合して比較的大きな音のなる物も難なく終わらせてしまった所からおかしな事に
淡々と終わらせたとは言え、生徒は十分盛り上がったのだが、教師の方が納得いかない様で、盛り上げようと、そういうタイプの生徒を指名
そいつのノルマは水素と酸素を混合し、火花で着火する、良くあるタイプの奴でした
教師は毎回、準備をして、着火の為の道具を渡し、電気を消してその場を離れていたのですが、着火の為の道具を渡してその場を離れている最中に点火
これで逆ギレ

基本的に、私は教師が怒った時に逆ギレと評しません
きちんとした理由が存在するのに、それを逆ギレと評するのはおかしな話だから
でも、今回は違った
教師は「背中を狙ったんだろ」云々かんぬん言ってましたが、それは要するに危険性の事を言っていたんでしょう
だとしたら、着火する生徒は勿論危ないし、どのタイミングで着火するか計りかねる（マッチで火をつける訳ではなく、スイッチの様な物を押して火花を出す物だから）生徒だって、不意打ちと言う意味では同条件
更に、受けを狙わせる様に扇動していたのは他でも無い教師であった事から考えて、自業自得と言うのが適切だと思われる
そもそも、淡々とこなした生徒をなじるのがそもそもの間違いで、それから過度の受け狙いへの煽りとなるのだが、それで減点するのは明らかにおかしい
大体にして、実験内容以外の所で盛り上げる事が必要なのであろうか
実験結果に関して素直に驚き、感動すれば良いだけの話で、その点で淡々と着火した彼は何も問題は無かった
それを問題ありとしたのだから、空気を読めばある程度のアクシデント的演出はあってもおかしくは無い
まさに逆ギレとしか言い様の無い、下劣で幼稚な怒りによって、一人か二人の生徒の点数が減点されるのかと思うと、冷静になった今では非常に不愉快でやるせない

まあ、こう冷静になると、色々と落ち着いて考える事が出来て、反論の糸口とかを掴めるのだが、実際にその場で言い返す事がどうしても出来ない
基本的に目立ちたくないし、行動を起こす事も出来ない
己の行動力の無さにただただ呆れるばかりだ
情け無い

2008/02/01 00:00:00 (Fri) 日記 Trackback() Comment(0)