原稿完成

仮印刷が済み、最終調整もしたので、これで完成かな
まあ、最初の一段落を丸々カットされるという驚きの事態が発生しましたが＼(^o^)／
ということで、そのカットされた部分をここに貼っておきます
別にこんな文無くても問題ないので、これを読んで「あれのリメイクか……」とか「どんな話なんだろう」と想像を膨らませるもよし、買って読む前にこれを読んでくっつけるも良し
没って載る見込みも載せる気も無いので、公開しても全く問題無いよね！

……これを基に何か書くことは無いよなあ、多分……まああっても、それ用にまた新しく書き起こせばいいよな、うん

ちなみに、私の原稿は訂正が一番少なかったというか、推敲漏れみたいなもんだった
他の方達は引用が反映されていなかったり、文中の顔文字がうまくいかなかったり……

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　この世に蔓延る『常識』という圧力に、人々は支配されている。生まれた瞬間から徐々に体を侵食するその力に、普通の人は気付かない。
　しかし、極僅かの人間は、その力に気付いてしまう。その力から逃れるようにして、僅かな人間達は、無数の人間達の集合体から飛び出す。そうして、ある者は天才と呼ばれ、ある者は忌避される。
　あるとき、人々は『常識』という力を無意識に変容させていった。変化は人々に安息をもたらしたが、一方で、その力は以前にも増して強大なものとなり、その束縛から抜け出せる者は少なくなっていった。
　それでも、常識から抜け出す者がいなくなることは無い。しかし、余りに強大なその力は、一度抜け出しかけた者をも再び引きずり込もうとする。力に抗い、無理矢理抜け出した者は、忌避される存在となる。
　生き物は脆い。庇護されねば、大きな障害に見舞われる。知能故に庇護から抜け出そうとする人は、その障害に、事の大きさを知らされる。
　『常識』と外の狭間で、人は苦悩する。

2008/10/08 22:51:21 (Wed) 小説 Trackback() Comment(0)